マイクロフォーサーズでレンズ沼にはまろう!

 

まずはオリンパスの純正レンズ

オリンパスのカメラはボディー内手ぶれ補正を採用しているため、パナソニックのカメラでは手ぶれ補正の恩恵を受けられない弱点が有りますが、手ぶれ補正機能をレンズ内に搭載していないため、比較的安価なレンズをライナップしているのが、嬉しいところです。マイクロフォーサーズ用のレンズでは、沈胴式を採用しているレンズもあるので、非常にコンパクトです。

 

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

オリンパスのマイクロフォーサーズ機に標準ズームとしてセットされている M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm と同様に沈胴式を採用しているので、鏡筒を収納している状態では非常にコンパクトです。交換レンズとして、カバンに入れておいても、負担にならないのが良いですね。やや広角側が不足している標準ズームの広角側を補うのに便利です。晴れた日に空を入れると物凄く広い画角を実感出来ます。

価格 49,798 円

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8

オリンパス純正のパンケーキレンズ。34mm相当の画角は普段使いのレンズとしても使いやすそうです。絞り羽根が5枚なのが、やや気になりますが、もともとコンパクトさを重視したパンケーキレンズなので、こだわる点では無いのかもしれませんね。画質で勝負するなら選ぶべきレンズが別にある気がします。

価格 33,400円

オリンパス ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8

フォーサーズマウントのパンケーキレンズ。アダプターが必要となりますので、やや長さ(厚み?)が長くなってしまいますが、もともと非常に短いレンズですので、それほど気になる事はないでしょう。50mm相当の標準レンズとして使いやすそうです。欲をいえばもう少し明るければと思いますが、パンケーキなので、こんなものかもしれません。

価格 34,500 円

 

オリンパス ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro

最初に買う交換レンズはマクロレンズがお勧めなんてよく言われますが、このレンズはとりあえず安いので、まず買って見るのは有りな気がします。マクロじゃないけど近づけるレンズとは、近接時の描写力が違います。やっぱり、餅は餅屋と言ったところでしょうか。焦点距離が70mm相当と、やや被写体に近づかなければならない点と、開放F値が暗い点が難点ですが、とりあえず買っちゃいましょう!積極的に背景を入れて状況説明をしてゆくには望遠マクロよりも便利です。

価格 24,990 円

オリンパス ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro

こちらは、100mm相当の中望遠マクロ。開放F値が明るく、より速いシャッター速度を使えるのは、マクロ撮影では威力を発揮します。飛んでる虫を止めたりするには、意外と速いシャッター速度がいりますよ。中望遠ですので、被写体との距離をやや大きめに取れるので、自分の影が被写体に被り難いのが便利です。当然、虫を撮ったりするのにも便利です。超望遠マクロよりもボケは少ないですが、背景を入れ易いので、撮影場所の雰囲気を画面に取り込みやすい画角です。

価格 57,000 円

オリンパス ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 II

マイクロフォーサーズ機にセットで付いてくる標準ズームよりは一回り開放F値が明るく、焦点距離も望遠側にやや強いレンズです。標準ズームのアップグレードとしては、有りな選択肢かもしれません。

価格 58,516 円

オリンパス ZUIKO DIGITAL ED 18-180mm F3.5-6.3

一本で、広角36mmから超望遠360mmまでカバーする横着ズーム。1本で、殆ど全ての領域をカバー出来るので、荷物をあまり多く持って行けない旅行などでは便利です。やや開放F値が暗いのは諦めるしかなさそうです。低価格なのも魅力的です。

価格 41,400 円

オリンパス ZUIKO DIGITAL ED14-35mmF2.0 SWD

写真ではわかりにくいですが、非常に大きくこれが標準ズーム?と首を傾げたくなるようなサイズのレンズです。値段も超弩級の高級レンズですが(0が1つ多いです)、このクラスのレンズでF2.0を叩きだすレンズは少なく、高級な材料を惜しげもなく使った描写力には定評が有ります。大きく重く高いので、このレンズを標準ズームに使うには、それなりの覚悟が必要です。

価格 213,000 円

オリンパス ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6

低価格な超望遠ズームレンズです。マイクロフォーサーズはセンサーが小さいので、超望遠領域で長い焦点距離を得やすいフォーマットです。他の規格で有れば、600mmなんて焦点距離を得るには望遠鏡のようなレンズが必要ですが、比較的コンパクトな望遠レンズで容易く、それを実現してしまいます。10mぐらい離れた場所にある水辺の花なんかを撮るのにも便利ですよ。手持ちだと腕力は入りますけどね…

価格 32,550 円

 

手ぶれ補正内蔵のパナソニックレンズ

パナソニックのマイクロフォーサーズ機は、ボディ内手ぶれ補正を搭載しない代わりに、レンズに手ぶれ補正機能を搭載しています。それぞれのレンズに最適の設定で手ぶれ補正を行える点が利点です。また、ライカの技術を導入している一連のライカレンズは藻力的なラインナップです。

 

パナソニック LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.

マイクロフォーサーズ、フォサーズレンズ群の中でも LEICA D SUMMILUX 25mm/F1.4 に次ぐ明るさのレンズです。一連のパンケーキレンズの中では最も明るく、40mm相当の焦点距離とともに非常に扱い易いレンズといえます。明るいレンズですので、さほど必要ないかもしれませんが、手ぶれ補正機能は持ちません。コンパクトだけど、よく写るカメラを探している人向けのレンズです。ただし、単焦点なので、歩くのが嫌いな人とかズボラな人には向かないかもしれません。ズームの便利さと引換にコンパクトさを追求してるので、脚で画角を調整するマメさが単焦点レンズには必要です。

価格 35,175 円

パナソニック LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S.

HD動画向けのレンズを謳う現在数少ないレンズです。スペックだけを見るとただの高倍率ズームですが、やや性格の違うレンズと言えるでしょう。動画では、AF時のモーター音が問題となりますので、静音リニアモーターの搭載など対策がなされています。28mm-280mm相当の焦点距離は一本で、殆ど全ての被写体に対応出来、F値がやや暗いことを除けば、良いレンズと言えます。レンズ単体での価格は非常に高価ですので、ボディとのセット購入がお勧めです。

価格 73,800 円

パナソニック LUMIX G VARIO 7-14mm F4.0 ASPH.

14mm相当の焦点距離と対角線画角114°を誇る超広角レンズ。 ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4.0と共に最も広角側を担当するレンズです。価格は LUMIX G VARIO 7-14mmの方がリーズナブルな価格でお買い得感は有ります。前玉が飛び出したレンズですので、フィルターを使用することは出来ません。

価格 85,800 円

パナソニック LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.

ライカの名を冠したマイクロフォーサーズ用マクロレンズ。90mm相当の焦点距離はマクロレンズとしては非常に扱い易い定番焦点距離。インナーフォーカスを採用しているので、ピント合わせ時にレンズの長さが変わらないのも便利です。価格はやや高く、コストパフォーマンスが良いか悪いかは判断の分かれるところです。

価格 66,500 円

パナソニック LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S

ボディ内手ぶれ補正を持たないパナソニックのボディーでは、このレンズが手ぶれ補正を恩恵を受けられる最も望遠のレンズです。400mmの焦点距離は野鳥の撮影などでは、やや威力不足ですが、撮影出来るものは多いと思います。価格がリーズナブルなのも魅力的です。

価格 33,499 円

 

フォクトレンダーのMマウントレンズは、小型で面白いレンズがいっぱい!

フォクトレンダーは、戦前からの名門光学機器メーカーとして有名です。ツアイスの傘下になったり、苦難の道筋をたどってきたメーカーですが、レンジファインダー用の小型で個性的なデザインのレンズを作り続けています。現在は、日本のコシナでレンズの製造を行っていますが、こだわりは失われていません。

フォクトレンダー COLOR SCOPAR 35mmF2.5 PII

SCOPARはフォクトレンダーが独立したカメラーメーカーだった時代からの存在するレンズのブランドです。 フルサイズでは、35mmの広角レンズですが、マイクロフォーサーズでは、75mmの中望遠レンズとして、ポートレートなどに最適です。COLOR SCOPARシリーズで最も明るく、リーズナブルなタイプです。

価格 33,714円

フォクトレンダーCOLOR SCOPAR 25mmF4.0(ブラック) P

COLOR SCOPARは開放F値を抑え、小型化と高画質化の両立を狙った広角レンズシリーズですが、こちらは25mmタイプ。開放F値はF4と若干暗い目では有りますが、重量 144gと非常にコンパクトなレンズで、一眼レフ用のレンズを見慣れた日本人にとっては、驚くほど小型なレンズです。マイクロフォーサーズでは、50mm標準レンズ相当の画角となり、扱い易いレンズと言えます。 もうちょっと明るいと良いんですけどねw

価格 39,300円

フォクトレンダー COLOR SCOPAR 21mmF4 P

小型軽量広角レンズCOLOR SCOPARシリーズで最も広角のモデルです。もともとは、21mmの超広角レンズですが、マイクロフォーサーズでは41mm相当となり、非常に扱い易い画角です。50mm標準レンズの画角ではやや狭いと感る人には、やや広めの画角が扱い易いでしょう。

価格39,300 円

フォクトレンダー ULTRON 28mmF2

ULTRONはSCOPARと並びフォクトレンダー2枚看板と言えるレンズです。ULTRONはボケ味を重視したレンズで、ややSCOPARシリーズとは毛色が違います。マイクロフォーサーズで使用した場合、画角は50mmの標準レンズよりもやや狭くなりますが、標準レンズとして問題なく使用できる画角ではないかと思います。SCOPARシリーズよりは、やや大きめですが、それでも244gと軽量小型なレンズです。

価格56,248円

フォクトレンダー SUPER WIDE-HELIAR 15mmF4.5 Aspherical II

焦点距離15mmの超広角レンズ、LマウントからMマウントにモデルチェンジしたバージョンです。Lマウントのカメラで使用できない代わりに、フィルターが使用できるようになりました。マイクロフォーサーズでは30mmとなり、意外と使い易い画角ではないかと思います。

価格 51,100 円

フォクトレンダー  ULTRA WIDE-HELIAR 12mmF5.6 Aspherica...

焦点距離12mmの超広角レンズ、焦点距離は短いのですが、魚眼レンズとは違い歪曲収差は極力抑えられたレンズとして設計されています。マイクロフォーサーズでは、24mm相当の画角となりますが、それでも十分広い画角を発揮します。

価格 69,800 円

フォクトレンダーの一眼レフ用交換レンズ

フォクトレンダーからは、一眼レフ用の個性的なマニュアル単焦点レンズも発売されています。

フォクトレンダー COLOR SCOPAR 20mmF3.5 SLII Aspherical ニコンAi-S マウント

COLOR SCOPARの一眼用バージョンです。各種収差の少ない描写が話題となったレンズです。もともとバックフォーカスの長い一眼用の交換レンズですので、ややアダプターの長さが長くなるのが弱点ですが、もともとパンケーキレンズなので、それほど嵩張る事は有りません。絞り環を搭載するモデルですので、アダプターも絞り機能を持たない安価なタイプで良いのが助かります。

価格 43,300 円

フォクトレンダー ULTRON 40mmF2 SLII Aspherical ニコンAi-Sマウント

ULTRONの一眼用バージョンです。こちらは、広角ながら、ボケ味を重視したパンケーキレンズ。マイクロフォーサーズでは、80mmの中望遠レンズとなりますので、やや画角が狭いかもしれませんが、最短撮影距離 38cn と寄れるレンズですので、ある程度のマクロ撮影も楽しめます。専用のドームフードと、クローズアップフィルターが付属します。

価格 39,375 円

 

ペンタックスのリミテッドシリーズ

ペンタクスは、国内の一眼メーカーで最も単焦点レンズに力を入れているメーカーです。特にリミッテッドシリーズは、描写力だけではなく外観にも力を入れたシリーズで異彩を放っています。

ペンタックス DA15mmF4ED AL Limited

焦点距離15mmの超広角レンズ。一眼用のレンズとは思えない小型さが魅力的です。マイクロフォーサーズでは30mm相当となり、使い易い画角といえます。

価格 51,500円

ペンタックス DA21mmF3.2AL Limited

焦点距離21mmの超広角レンズ。マイクロフォーサーズでは40mm相当となり、やや広い目の画角の標準レンズとして使い易い画角といえます。やや明るいめの開放絞り値も良いですね。

価格 42,525 円

ペンタックス DA40mmF2.8 Limited

ほぼ枠しかないような奇抜なデザインの標準レンズです。一眼レフに取り付けると、レンズついてないような外観になります。残念ながら、マイクロフォーサーズで使用すると、マウントアダプターの厚みが出てしまいますが、それでも非常に薄くてインパクトのあるレンズです。

価格 42,525 円